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■日記帳     10.12.28
 
12月26日は早朝から雪が降りはじめ、街では想像がつかないほど美しい雪景色でした。
寒くなるとやっぱり年の瀬らしい気分になりますね。
12月に届いた作品は國武秀一さんの厚みのある大きな栗の丸盆です。
栗の木にふさわしい大らかな彫りのお盆です。
石原祥充さんからも、窯からだしたばかりの、湯呑、小鉢、大皿など届きました。おもてなしに使いたい素敵な器です。来年もまた、皆さまにご覧いただき、ぜひ手にとって使っていただきたいものをご紹介していきたいと思っています。
新年もどうぞよろしくお願い致します。よいお年をお迎えくださいませ。
     
  10.12.05 
 
12月4日からの石原稔久「土の鉢」展。
いろいろな土、形、大きさの鉢が並びました。今回、本腰を入れて取り組まれたという抹茶碗は、
ひとつひとつに石原さんが名をいれてくれて、それが「ごまみそ」「夜星」など楽しんでつけられていました。初日、2日目には東京より「つむぎや」さんのお料理レクチャー+食事会。冬の食材をふんだんに使っての男飯!つむぎやさんが調理道具や食材のこと、作り方も丁寧に教えて下さり、そして石原さんがこの料理会のためにつくってくれた器もふんだんに使ってのおもてなしに、参加していただいたお客様によろこんでいただきました。
     
  10..11.30 
 
12月4日から今年最後の作品展、石原稔久さんの「土の器」展が始まります。
4日、5日は石原さんの友人、つむぎや さんのお料理レクチャー+食事会を予定しています。
つむぎやさんは東京ではただ今、雑誌・ケータリング・料理教室などひっぱりだこで、ご活躍中の
男子2人組の料理人です。
つむぎやさんは初めての福岡出張。
冬の食材を使って、あったかスープを教えていただき、そのあとは つむぎやさんの作ってくれた
いろいろなおかずをオリジナルのご飯にのせて巻き巻きごはんにします。
まだ若干の席があいておりますので、ぜひご参加ください。
     
  10..11.20
 
カレンダー展が今日から始まりました。
今回は、2011年のカレンダーと、干支のもの(来年はうさぎどし!)、手漉紙、冬のおくりものにふさわしいものを椿野恵里子さん、今年も季節の風が感じられる素敵な写真です。
初めてご紹介する無津呂昌子さんのカレンダーはめくるごとに、うさぎと月のお話が続いてゆきます。
諸江和美さんの数をかぞえるカレンダーも楽しい。
店内ではゆかいな動物の絵も展示しています。
月の満ち欠けや自然の生きものを通して季節の移り変わりを知るダイアリーは、高月美樹さんの制作です。
えみおわすの水田順子さんは木版の葉書きと雑記帳を届けてくれました。
その他、外国の子どもたちが書いた数字が並ぶカレンダーや、野の花を描いたカレンダーもあります。
     
  10..10.25 
 
寒川義雄さんの作品展がはじまりました。
2年前の展示会でみていたうつわとは大きく変わって、今回は古い焼物のような貫入の入ったシリーズ、灰かぶりの表情が様々に美しい薪窯のシリーズ、シンプルな磁器のシリーズが届きました。うつわを返してみますとちんまりとした高台があり、不安定かとも思われますが、微妙なバランスがなんともいえず好きです。
     
  10..09.20 
 
9月に、石原祥充さんの絵替り角皿が入荷しました。
1枚づつ模様違いの楽しいお皿です。ぺペロンチーノやクリームパスタなどを盛りつけても感じが
よく、また余白を楽しんでケーキ皿にもよさそうです。
會田竜也さんからは、ろくろ挽きの丸盆が届きました。栗のものは売り切れましたが、また冬ま
でには作っていただける予定です。
三谷龍二さんのナラの木小さな時計も店頭でご紹介しています。
     
  10..08.09 
 
8月は染付けと硝子のうつわをご紹介しています。
厳しい暑さが続いていますが、食卓に硝子や染付け、白磁のうつわを取り合わせて楽しんでみて下さい。トマトを盛るお皿を硝子のうつわにかえるだけでも夏らしさを味わうことができます。
クーラーの冷たい風だけでなく、暮らしの中の小さな工夫で涼しさを感じて夏を楽しみましょう。
     
  10..07.26  
 
梅屋のおむかいの和子さんは、毎年おいしいふかふかの梅干しをつくっています。
梅雨が明け、梅の土用干しがはじまりました。
梅の実とりは、まず草刈をして梅の木の下に草を敷き、梅の実が熟して落ちるのを待ち毎朝夕
ひろいに行きます。きれに洗って塩漬けして約1ヶ月。樽から出して天日に干します。
完熟した梅はつぶれやすいので、ひろう時から洗うとき樽に入れるときも出すときも干すときも
一粒づつ丁寧に扱っていました。真ん中の写真は2日天日に干した梅です。
食べさせてもらうとほかほかしてフルーティーです。3日3晩干し赤しそに漬けて秋にはおいしい
ふかふかの梅干しが出来上がります。 今年は10樽漬けたそうです!
そしてこの夏、梅屋の庭の井瓦に住みついているカエル。葉っぱの大きさは2センチくらい。
その上にのって、毎日日光浴をしています。
     
 
  10..07.20  
 
竹の作品展にたくさんの方にお越しいただき皆さんがびっくりされるのは、
高見八洲洋さんが27年間使い込んだ盛りざるです。27年経ち渋い飴色になり新品のときには
ない風格があります。使い込んでこそ生まれるつやと竹のしなやかな強さ。
昨年の作品展でおじろ角物店の3段のピクニックかごを買ってくださった方が、先日こられて、
ピクニックのお弁当はもちろんのこと、いろんなパンを盛って食卓にだしたりして購入した時は
カビがついたらどうしよう・・と思っていましたがカビがつく暇もなく使ってます、とのこと。
竹は生きているのでしまいこまず使ってあげるとカビも付かず、いずれ何十年か後には思い出
と共に美しい竹かごになっていくのだと思います。
角物はお茶セットを仕組んだり、裁縫入れにしたり、整理かごにしたりいろいろな使い方が楽しいです。
     
 
  10..07.16  
 
竹かご展がはじまりました。
高見八洲洋さんとおじろ角物店さんのつくるものご紹介しています。
今回は遠方の方からのお問い合わせも多く、竹かごを好きな方がたくさんいらっしゃるのだと
いうことと、こんな竹かごがほしいけれども、なかなか手にとって見る機会がないということを
あらためて知りました。
私たちも、これだけたくさんの竹かごを一度に見ることができるのは作品展だからこそです。
手間と時間をかけてつくられた編み目の美しい竹のものを、私たちが長く大切に使っていくことが
作り手を支え竹の工芸を暮らしにとり戻すことなのだと感じました。
     
  10..07.03 
 
梅雨の晴れ間にセミが鳴きはじめ、それと一緒に、まだウグイスの声も聞こえてきます。
先日、京都にお住まいのナカムラユキさんから寒川義雄さんのコーヒーカップのご注文をいただきました。(ナカムラユキさんはアノニマスタジオさんより文具の本など出しておられます。)
私も同じカップを使っていますが、少しずつ貫入が入り、今では新しいときとはずいぶん感じがかわり、シックな雰囲気でよいです。
梅屋では、10月に寒川さんの作品展を予定していますが、夏には高知のさくらショップさん、女木島(桃太郎の鬼ヶ島)のギャラリーで作品展をされるそうです。
夏の瀬戸内の島の旅、したいですね・・・それからkoyaでは7月2日からモロッコの硝子やイランの手吹き硝子、日本の硝子などを紹介しています。国によって流行の形はこうも違うのか、とひとつずつみていくとおもしろいものです。
     
 
  10..06.25 
 
本日 ウスタニ・ミホさんから、再びクッションやテーブルセンター、コースターが届きました。
スカートもまた違うデザインで作っていただきました。初日の午前中にほとんどウスタニさんの作品がなくなってしまい、日曜日にご来店いただいたお客様には大変申し訳なく思っています。
水色のトリミングがしてあるリネンのギャザースカートややわらかいコットンの2色づかいのスカートが素敵です。
     
 
  10..06.21 
 
梅雨に入ってもなかなか雨が降らない毎日です。
19日からウスタニ・ミホさんの作品展が始まりました。
藍染めの涼やかなタペストリーや座布団、墨のてんてん染めのTシャツ、ヨーロッパの服など
届きました。
     
   初日に座布団やバッグが少なかったので、水曜日にまた届けていただく予定です。
  写真の右端に広げている布はごりごりした苧麻に、墨でのびのびと花のつぼみが描かれています。
  はしにひもとポンポンがついていて、ふろしきのように物をくるむことができます。
 
  10..06.14 
 
6月になりました。また日記帳を書き始めます。
あじさいが今年もたくさん咲きました。咲き始めたら頃から見ていると少しずつ色が変わって、 株によって違いますが、今ではずいぶんあざやかな紫や水色の花になりました。
花が開くと一日で花を落とす夏椿とは対象に的にあじさいは長く花をつけています。
5月の末に、横山秀樹さんからたくさんガラスが届きました。
コップ、徳利、ピッチャー、花器など涼やかです。
朝、コップを国武秀一さんのざっくりしたケヤキのお盆にのせました。 鉢のようなこのお盆は運ぶときにも頼りがいのあるよいお盆です。
     
 
10..04.06
 
梅屋では、初めてご紹介する えみおわす さんの服と小物と木版画。
手仕事と自然素材にこだわってタイやラオスで織られた布、草木や泥で染めた布で、着ごこちの
よい動きやすい服を作っておられます。リス族という山岳民族のはいているパンツのリスパンツ、
中国から川を下って魚を釣る漁師のフィッシャーマンパンツ、のびのびヨガができるヨガパンツ。
はいてみるとどこもつっぱることなく、そして背の高い人も低い人も、スマートな人もふっくらして
いる人も、いろんな体型を無理なく包んでくれるという印象です。
私が一番気に入ったのはチべタンスカート。レンテン族の染めた深い藍が簡素なデザインなのに
かっこよく、着てみると女性らしいラインの素敵なスカートです。
koyaでは、笑坐版店の版画を展示しています。天然の土から採った顔料を使って刷ってそう。
人が動物が自然が静かに、のどかに息づいている作品です。
     
  10..03.22 
 
「日本のかたち展」が梅屋ではじまりました。
今回は、初めてご紹介するものばかりです。 studio GALAさんの硯石のテーブルウェアは、しっとりした黒がモダンです。コースターは、小さな菓子皿としてもちょうどよく長方皿には、みずみずしい苔や盆栽を楽しむトレーとしての使い方もあります。また、紙こよりを束ね、漆で固めてつくった文庫やペントレーも、そのしなやかな形が美しく、古い技法を現代の生活にとけこませたデザインだと思います。
木原由貴良さんのつくる唐木指物。楊枝入れ、耳かき、メジャーなどは日常使うものですが、木原さんのつくるそれらのものは、持っている、それをとりだして使うことが嬉しくて自分だけの小さな喜びが生まれる感覚です。
鈴木一郎さんの紅筆もまた嬉しくさせてくれる一品だと思います。
毛には弾力があり、くちびるにそってふっくらと紅をさすと、気持ちも晴れやかになります。
その名も「日本のかたち」と題して、万葉重箱、万葉盆、を制作している大滝正明さん。
今回は、古竹漆塗りの花入、椀もご紹介しています。この椀でいただくお抹茶は、野を感じて いいだろうなと思います。  受け継がれた 日本のかたち の品々を、ぜひ多くの方に、手にとってご覧いただけたらと思います。
     
 
  10..03.13 
koyaで、ギャベとキリムの展示会が始まりました。
まだ梅屋が西新にあった頃、キリム展をしたことがあります。
中央アジアの砂漠や草原を移動して生活する遊牧民の暮らしの中から生まれた敷物。
昆虫や植物で染めた糸を、手織機で織っていきます。
今回は京都のグランピエさんより、様々な織模様のキリムとシックなストライプや動物のモチーフがかわいいギャベがたくさん届きました。
くるくる丸めた敷物を積みあげているkoyaの店内に入るとわくわくします。
母屋ではキリムのクッションカバーにぺたんこの綿を入れてベンチの座布団として使っていてお気に入りです。これは店長が20年前にしたキリム展の時のものだそうです。
さすが、厳しい生活環境の中で生まれた敷物、丈夫 !!
 
10.01.28
 
ふきのとうをみつけました。
寒くて肩をすぼめて歩いていましたが、風が吹いても、もうどこか真冬の風とは違っていて、すこしづつ春が近づいているのを感じます。ふきのとうをみつけた後に草むらの葉っぱをところどころ起こしてみましたらクリスマスローズも薄緑の花を咲かせていました。
先日、三谷龍二さんから丸いお皿が届きました。丸皿と一緒に写っているのは、アイスクリームスプーンと食卓匙の大きいものです。アイスクリームスプーンはジャムをぬるときにも便利のよい形です。木のうつわや木のカトラリーが食卓にあると、それだけでうれしいので好んで使います。栗の木のスプーンも、削りだした感じがそのまま残っていて好きです。同じ素材でも、作るひとが違うとできあがるものもそれぞれに違います。
窓辺においてあるのは杉本寿樹さんの梅急須と湯のみです。ふっくらした梅のかたちの急須は蓋のつまみも小さな梅の形をしています。急須もまたいろいろな形があり、お茶を淹れるときのたのしみとなりますね。
10.01.15
新しい年を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月には雪が積り、そしてまた13日には、この冬一番の大雪となりました。2日間、梅屋のまわりも美しい雪景色でしたが、昨日の夕方から雪が解けはじめ、今日は屋根や畑にいくらか残っているくらいです。雪が解けはじめると杉林や山の中からたくさんの鳥がでてきて鳴きはじめました。梢を渡っている鳥もいますし、雪でぬれた草の上に降りてきている鳥もいます。耳を澄ますと、遠くの山からもよくきこえます。
雪が積もった寒い日に、ご近所の方が手づくりの柚子蜜をもって来て下さいました。庭でとれた柚子の実のスライス、はちみつと氷砂糖を何層にも重ねひと月ねかせていたそうです。
氷砂糖が溶けてでき上がった黄色いシロップはお湯で割ると体があたたまる飲みものになりました。
そして、雪の日に届いたのは福島県で木の仕事をしている、會田竜也さんの作品でした。くるみ、ブラックウォルナットの茶筒、梅型小皿、菊型小皿など。この他にもケヤキのケーキ皿、拭漆で仕上げた満月皿などがあります。
09.12.18
皆様いかがお過ごしですか。1年も日記帳を休んでいましたが、これからまた、梅屋のことkoyaのこと自然に恵まれた石釜のことなど、日記帳に書いていきたいこと思います。
2日まえから外の気温は5℃までしか上がらず、寒い日が続いていましたが、今日は特別寒く、お昼から降りはじめた雪が少しづつ積って、夕方には冬の山へと姿をかえました。きれいなきれいな白い森です。
梅屋では12月5日から『 ゆくとし くるとし展 』と題して定番でご紹介している作品を中心に展示しています。漆のお椀、ガラス器、土鍋、土ものの器など、どれも手にとって、ゆっくり選んでいただきたいものばかりです。一年を通して使いたい土鍋もいろいろ届きました。一年のしめくくりの月。家族、友人と集まって、あたたかな食卓を囲むことも多くなります。食卓から楽しい会話が広がって、心も体もあたたまりますね。
  08.12.10 
  12月6日から「おくりもの展」を始めています。今回12名の作家さんに参加していただきました。
   真鍮やガラスが光りに反射してとても綺麗です。今日ほいあん堂のお菓子が売り切れてしまい、
   次の入荷が未定なので、入荷次第「お知らせ」で報告したいと思います。
   冬の梅屋がカラフルになっています。
  08.11.16 
11月15日(土)から、アノニマ・スタジオの本展が始まりました。アノニマ・スタジオは、2004年から「ごはんとくらし」をテーマに70点あまりの書籍を発行してきた出版社です。梅屋でも今まで「セツローさんのものつくり」をはじめ「野菜だより」「おかずとご飯の本」「フウチ」などご紹介してきましたが、今回は70点あまりの本が一同に並びました!山の中での本屋さん、初めてです。本と一緒に、ごはんとくらしにまつわるうつわや道具、文具も展示しています。11月は福岡市内の本屋さんがBOOKUOKAという楽しい企画をしています。私も本は大好きで、読むのもすきですが、くらしの中に本がある風景そのものがすきです。本と人との新しい関係を作るべく日々活動しているアノニマ・スタジオの本展、たくさんの方にご覧いただけたらと思います。
    08.7.21 
 
ウスタニミホさんの作品展です。たくさんの座布団とTシャツ、バッグ、スカーフなどが届きました。綿入りのバックは、墨染のショルダー(大きなお花の形のボタン付き!)、カラフルな手縫いの細紐の手提げ、空豆型バック。内側の布も水玉やリスの柄がかわいくひとつひとつが楽しい作品です。藍で染めた布もいろいろ届きました。麻・綿・シルク。ピーニャという観賞用のパイナップルの繊維で織られた羽根のように繊細な布を藍で染め、ウスタニさんのてんてんとまるまるの独創的な縫いしめのストールもまとってみたくなります。風にゆれてそれはそれは綺麗な布です。初日にお座布団がほとんど売り切れてしましましたが、追加で違った生地のものが届きました。畳のお部屋にはもちろんですが、木のベンチやソファー、絨毯やフローリングいろいろな空間になじんでしまうのは、ウスタニさんのおおらかな人柄が作品にもあらわれているからなのだとおもいます。葉山の広い広い海を眺めていたら、気持ちよくて仕事を忘れてしまうそうです。
   08.7.12
 
今日は青空マーケットをしました!梅屋の隣のスペースにパラソルが並んで、緑いっぱいの中、楽しくにぎやかでした。鶯と蝉が一緒に鳴いているおもしろい夏の山にて。空のパンさん(天然酵母のもっちりおいしいぱん。木の実のパン、チーズパン、今日はソーセージパンもありました。)・空豆さん(乾物いろいろ、玄米コーヒー、オリーブオイル、季節のジャムなどなど。初めてみるめずらしいマサラティーも。)・晴るさん(久留米で器と雑貨のお店をしています。日常使いのうつわを持ってきていただきました。美味しいコーヒーにふさわしい素敵なコーヒーカップもいろいろ。)・かずこさん(梅屋のお向いさん。無農薬で大切に育てた夏の野菜がたくさん並びました。モロヘイヤはこの夏の初摘みです!)・樋口さん(石釜健康村と一緒に、高栄養野菜作りをしてくださっている樋口さん。今日は人参、芋つるを持ってきてくれました。こちらも無農薬で安心安全な野菜です。)今日は、こんな方々が楽しい市をしてくださいました。明日の日曜日は今日に引き続き、空のぱんさん・空豆さん・かずこさん・樋口さん。初登場のla cleさん(美味しくてかわいいお菓子)・コトリコーヒーさん(楽しくて美味しいコーヒー)・COMAさん(手紬ぎのオーガニックコットン・アクセサリー)を予定しています。
   08.7.7 
錬星舎のガラス展がはじまりました。池上直人さんと西村由美さんは高知から長野へ越して10年、現在一つの工房でそれぞれ作品作りをしています。お互いに必要最低限のことだけを手伝うというスタンス。由美さんが作品を作っているとき、池上さんは畑の草取りをしたり、耕したり。大きな畑も、田んぼもつくっています。初日は、池上さんが長野からきてくださいました。おおらかな、ゆったりとした池上さんの人柄が、ガラスに表現されているように思いました。コップは飲み物をいれ手にとって唇にあてて使いますが、1000度を超えるガラスの塊は出来上がるまで手にとって形を確かめることはできません。すぐそこに確かにあっても手の届かないガラスは、確かに見えていても手の届かない、夜空にまたたく星のような存在でしょうか。透明感の美しいグラスや菓子皿、野に咲く花をそっと生けたい花入れ。また、バラを生けるためにつくったという透明に近いローズ色のうつわにときめきました。
さまざまな形のランプシェードも静かに部屋を照らしてくれます。
   08.6.16 
今回は白と黒がテーマの寒川さんの作品展です。
2年前の作品展とは、また違った寒川さんのうつわがたくさんです!DMでご紹介しましたコーヒーカップも控え目でシャープなかたち。1日喫茶では、いろいろなかたちのカップを使ってコーヒーをお出ししました。まるいころんとした形のボウルも人気があり、小さな筒コップも使って楽しいかたちでした!寒川さんのうつわでわたしが特にお勧めしたいのは、少しだけすり鉢状になった中心に深みのある平皿です。とっても使いやすく重宝します。小さいサイズも、中くらいも、どれも使い勝手がいいのです。大きなお皿は、新作のフラットな形のものを使ってみたいとおもいます。会期中は寒川さんの焙煎した深煎りのコーヒー豆も販売していますので、ぜひおでかけください。
   08.6.15 
6月14日から、寒川義雄さんの作品展がはじまりました。初日は、寒川さんが焙煎した深煎りのマンデリンとブレンドコーヒー、奥さんのまゆみさん手作りのチーズケーキ・紅茶のパウンドケーキ・レモンケーキ(最高に美味しい!)で1日喫茶をしました。お天気にめぐまれ、青空喫茶となりました。寒川さんのコーヒーは、酸味が少なく深いコクと香りが虜になります。軽い味をお好みのかたは、kanngawaオリジナルブレンドをお勧めします。心をこめて1杯づつ点てたコーヒーを新作のうつわでいただきました。寒川さんのお友達の作られた木のケーキフォークも使いやすい形です。寒川さんにコーヒーの淹れ方を教わって、早速やってみました。どーぞ とスタッフにだしましたところ、寒川さんと味が違う!と、大変苦いコーヒーになってしまいました。美味しく淹れることができたらいいですね。気持ちをこめて練習、練習です。
   08.5.29 
先週は、朝ちゃんが梅屋に遊びにきてくれました。朝ちゃんはガラス作家・横山秀樹さんのお嬢さんです。梅屋へは小学生の頃からお父さんについて来ていたので、店長はじめスタッフみんなとは仲良しです。スタッフのYさんが朝ちゃんの好きな煮込みハンバーグ(超ビック!)を作ってくれました。写真左は、早起きして上の山へ散歩に行ってきた後にみんなで食べた朝ごはんです。早起きは3文の得といいますが、山の朝は清々しく気持ちいい!!楽しい三日間でした。あさちゃん、また遊びにきてね。もうすぐ6月。梅の季節となりました。おむかいの和子さんも店長も、梅仕事が忙しくなります。今年もまた、かりかり梅や、梅ジュースをたくさん仕込む予定です!写真右は、ご近所の方にいただいた豆。さやからだして豆ごはんに炊くと、はじめはグリンピースごはんのようですが、時間がたつと小豆ごはんのような色に変って不思議です。美味しい豆ごはんでした。
   08.5.18
先週、セツローさんが作品展の日程にあわせて松山から来てくださいました。朝起きて、朝食の前にスケッチ。梅屋の庭のたくさんの草花を少しずつ摘んできて、セツローさんの机のコップに生けました。セツローさんはやさしく手にとって、丁寧に観察しながらスケッチします。この日は白い花をつけた、クレソンをスケッチしていました。 セツローさんの作品展の最終日、母屋では木ノ花の福田さんによる着付け教室をしました。着崩れしにくい肌着の付け方、帯のポイント、普段着に着物を着るとき知っておきたいことなどを教えていただきました。わたしも着物を着る機会をつくり、福田さんのように自然体で着物が着れるようになりたいです。梅屋の庭にはたくさんの草花と一緒に、実のなる木もいくつかあります。今は夏ミカンの季節。今日は店長が、もぎたての夏ミカンでジュースをつくってくれました。緑がいっぱいの中でしあわせです。
   08.5.3
今日から「セツローさんのものつくり展」です。かんざし100本とスケッチが15枚届きました。かんざしは、ヨーロッパやアジアの国々の古いガラス玉にあわせてセツローさんが木を削り、それに漆を塗って仕上げています。古いものは、千年以上も昔の玉です。長い年月めぐりめぐっていま、セツローさんの手によってかんざしとなりわたしたちの手元に届きました。どんな時代、どのような人々の手に渡ってきたんだろう。今日は、たくさんのお客様が来てくださいました。みなさん上手にかんざしを髪につけておられます。私は髪が短いので、着物の帯にさしました。目立たないけど、かわいくてうれしい気持ちになります。 野の花のスケッチ・暮らしの道具のスケッチは、どれも今年の新作です。
母屋では、木ノ花さんのなつの着物展です。しじら織・おじやちじみ(麻)が届きました。
11日(日)は、木の花の店主・福田紀美代さんに着付けを教えていただきます。予約制ですので、ご希望の方はお電話にてお申し込みください。092・872.8590(クラフトの店梅屋)
   08.5.1 
石釜には、今年もたくさんの筍が顔をだしました。。梅屋の向こうにある駐車場では、枕木を持ち上げてしまうほど筍が伸びています。フキ・ツワブキ、クレソンにセリもミツバも、初夏の山の幸がいっぱいです。右の写真は、店長が作ってくれたお昼ごはん。筍とフキとセリの混ぜご飯です。赤木さんの天廣椀でいただきました。これが漆器なのかなと思ってしまうほど軽くて、しっとりとした肌の美しいお椀です。セリの香りが広がっておいしいおいしいお昼ごはんでした。
   08.4.12 
3月は雨が多く、一雨ごとに山の緑が少しずつふくらんで、冬のあいだは葉1枚なかった木々に小さなたくさんの芽がでてきました。もう、4月です。向こうの山に山桜が咲き、梅屋の庭にはスオウ・イツツバアケビ・シロヤマブキ・貝母百合などが咲きました。先週より、mon Sakataさんの展示会です。定番のカットソーから、コート、パンツなどたくさん届きました。重ね着を楽しむ薄いうすい素材の、綺麗な色のシリーズが印象的です。坂田さんは鮮やかなマゼンタ色のカーディガンをしゅうっと伸ばしてくるんと首に巻いていました。真似してみたいとおもいます。
  08.2.24 
 
今日は雪が降りました!朝は吹雪で、どれくらいくらい積もるんだろうとわくわくしましたが、お昼からはいい天気になり夕方にはすっかり溶けてしまいました。
もうすぐ3月。花粉も本番です。今日は大丈夫かな、と思っていましたが雪の日にも花粉は飛んでいるようです。梅屋は杉の木に囲まれていますので、花粉症の方は完全防備でいらしてください!朝は窓にたくさんの花粉が目に見えて付いているくらいすごいのです!!
3月8日から、三谷龍二さんの作品展が始まります。初日の午後3時頃には三谷さんが松本からいらっしゃる予定です。うつわのこと、松本の暮らしのことなど、のんびりお話できるといいですね。
 08.2.15
羅工房さんから、たくさんの暖簾が届きました。感性豊かな京都ならではの山椿、梅、桜の花、菜の花、雛人形。どれも日本の春の風を取り込んでいるようないい気分になります。今回は母屋のたくさんの照明効果を駆使してライトアップを行いました。母屋に隠された自慢の照明を沢山生かせることができてスタッフでにっこり。窓に暖簾をかけてみたり新しい暖簾の魅力が楽しめます。暮らしを彩る四季の風物詩。羅工房さんの暖簾で日本文化の楽しさをみなさんと感じたいとおもいます。
   08.1.16 
一月になりました。昨年も一昨年も石釜は年初めから雪が積もっていてドキドキしながら
山の坂道へとたどり着いていたのですが、今年はまだ雪が降りません。
石垣の陰や杉林の中にいてしんと冷え切ったからだが、陽だまりのなかお茶を飲んでいると、自然と緩んでいくのがわかります。顔もこころもほころんでこんなメリハリに一瞬の幸せ!。自然ってすごいなぁ。お向かいさんのお漬物作りは、今白菜が佳境です!御覧下さい。すごい白菜の量!!
裏にすごく大きな漬物石がごろごろごろ。石釜の寒い夜を何夜も明かすうちに美味しい漬物に。絶品の味です。今年もそろそろ切り干し大根をつくりはじめないと。
一月になると石釜の伝統行事トビトビがあります。その日が近づくとものめずらしいスタッフはトービと掛け声をまねして楽しみにまっています。子供たちが藁で編んだ袈裟を被って、藁で編んだわっかをくばってくれるのです。その輪を屋根にあげることで家内安全をいのります。日にちがたっていない藁は青々としてとても美しく、伝統行事がいつまでもつつがなく行われることを祈りたくなります。
   07.12.28 
 ウスタニミホさんから冬のお座布団がとどきました。柔らかくて気持ちのいいアフリカ木綿を、泥・藍・カシューで染めたシックなお座布団です。また、インドのムガ地方で採れるゴールデンムガシルクという光沢のある繊細な糸で織った生地に、ウスタニさんがかわいいお花を墨で描いたり、赤いビーズを縫いこんだり、大きな貝ボタンがつけられたりしている楽しいネックウォーマーも新作です!洋服にももちろんですが、和服の襟元にもふんわりと素敵です。 
 今年もあとわずかとなりました。2008年は子年ですね。小銭を種にお金を増やすおまじない付き!の楽しいごえんぶくろをご用意しました。。新しくむかえる年もまた、楽しいことや嬉しいことがたくさんありますように。
   07.12.2 
お天気に恵まれて、小春日和のなか木の花展が始まりました。お着物暦も長い方から、
全く初めてという方まで幅広い方が訪れてくださり、木綿の着物、普段着の着物の関心の
高さを感じることができました。素敵な着物のお客様のご来訪の度に居合わせた皆さんでうっとり。
スタッフも毎日着物をきて着物に囲まれてお話して着物日和の展示会です。初心者のスタッフKもお客様に続いて会期中に自分で着物をなんとか着れるようにと挑戦してましたが、最終日には普段着に着るのを楽しみにすることができるようになりました。
着物、帯、小物が16畳の和室に広がり、組み合わせては、感嘆の声をあげたり、新鮮な発見、感動を覚えたり奥深い世界の戸をたたく贅沢で楽しい企画展となりました。
今後も着物やその周りの和のモノ、和の世界をご紹介していけたらと思います。
  07.11.10 
11月5日、雲龍さんをお迎えして石釜健康村の一周年記念コンサート「すこやかなるもの」を開催しました。皆で祈っていた当日の天気は、お客様が会場にお入りになるまでもちましたが、しとしとと降る雨の中でのコンサートとなりました。雲龍さんの笛は木の実の笛、コアガラスの笛、石の笛など、雲龍さんのもとで始めて笛として吹かれたものから、深い由来のあるものまでどれも美しいものでした。その笛についてのお話も大変興味深く、お客様の中にはメモをとっていらっしゃる方も。みなさん楽しんでくださっていました。笛に息を注ぎ込んで音の振動を聴く、その音が体を通り抜けていく、耳と身体で感じることができました。宙にまで上るかのような笛の音がひびくと石釜の治療所の中、雨の竹林の中、何かやさしいものに包まれていくような思いになりました。
美味しそうな写真右はスタッフに差し入れていただいたお弁当です。お客様をお送りした後、健やかな食欲を発揮し、あっという間になくなってしまいました。
平日にもかかわらず、沢山集まってくださったお客様、雲龍さん、コーディネートをしていただいた、うつわ祥見の祥見知生さんにスタッフ一同、感謝しております。このコンサートを機にまた新しく育っていく石釜健康村に遊びにいらしてください。
   07.10.11
10月は「アートをたずねる月」と題して、福岡でも様々な企画展・作品展が催されています。梅屋では、飯塚に工房をかまえる横山秀樹さんの硝子展が始まりました。大変厳しかった夏の暑さの中たくさんの硝子を吹いて、持ってきてくださいました。透明の硝子に、色硝子、泡硝子、とっても綺麗です。店内の大きな木戸を開けると、たくさんの光がはいってきて、清々しい気持ちになります。横山さんの窯は原始的なつくりとのこと、硝子を吹くまでに時間も手間もかかるそうです。いつか、どのようにしてこんなに綺麗な硝子ができあがるのか、作っているところをみてみたいと思いました。
会期中、隣の母屋では漆のうつわをご紹介しています。
漆のうつわを普段使いにというと驚かれる方が多いかもしれません。
天然木を使い、昔ながらの職人技で丁寧に作られた漆のうつわはとても丈夫で、保温性にも優れ油を使った料理も何のその、しっかりうけとめますので、梅屋の昼ごはんにはいつも登場します。
実は扱いも難しくないのです。使いこんで年月を経た漆のうつわの艶やかさには心を打たれます。
新しい事が始まるときや、誕生日、何かをきっかけに漆のうつわとともにある生活をはじめてみるのもいいものです。赤木明登さん、仁城義勝さん、福田敏雄さんの実用的で美しい漆のうつわをそろえています。
   07.9.23 
小野哲平さんと早川ユミさんの作品展。お二人は高知の谷相という棚田が美しく広がる山に暮らしています。哲平さんはロクロでひいた器を薪窯で焼き、ユミさんはアジアの様々な布をちくちくと縫い合わせて上着やもんぺを作っています。ユミさんの赤いストライプのもんぺ!まるっこいかたちでこんなにかわいい。はいてみると大変気持ちよく、動きやすいのですって。店長は、ユミさんのもんぺの愛用者ですが、はいてはいてはいて、おしりの布が薄くなりました。違う布をあててちくちく縫って、また今日もはいています!作品展が始まった頃にはつぼんでいた彼岸花が、暦通りに石釜の山道・田んぼに咲きました。こんなに暑い日が続いても秋なのですね。
   07.8.30 
ウスタニミホさんの座布団が届きました!麻布に、墨と柿渋でおおらかなモチーフが描かれています。松に鳥がとまっていたり、草のような花がぴよーんと伸びていたり、まる・まる・まるが並んでいたり楽しくなります。表と裏のモチーフが違うので、1枚で2つの楽しみがあります。藍の座布団は細く白い線が静かに伸びています。お昼寝まくらにしても気持ちよさそうです。
今日のおやつは、おおきな巨峰でした。冷蔵庫で冷やさずに、たくさんの氷と盛り合わせたら、いい具合に冷たくなっておいしいのです。スイカも氷と一緒にお皿に盛ると、見ても涼しく、嬉しい夏のおやつです。
   07.8.10 
8月5日に、海童さんの三線・島唄ライブ「琉球涼み」がありました。海童さんの歌声は毎日CDで聴いていましたが、ライブは初めてで、やはりいいですね。海童さんの伸びやかな歌声と、空気を震わせて届く三線の音色が、一瞬のうちに石釜へ沖縄の風を運んできてくれました。私も踊りが上手だったら、表にでてみんなで一緒に踊りたかったです。指笛も鳴らしたかったです!この日は、海童さんと一緒に志賀島の歌姫も出演され、その美しい歌声にうっとりしてしまいました。ライブのあとのカレーライスも好評で、スタッフもにこにこです。
海童さん 会場の様子 スタッフ
    07.8.2 
8月になりました。今月は企画展がありませんので、常設でいろいろな作品・雑貨をご紹介しています。遠見和之さんの杉皮和紙・タイの手漉き紙・韓国のうちわなどの紙類や、手ぬぐい・麻のふきん・オーガニックコットンのタオル・木版染めのシルクの布など。うつわは、涼やかな磁器・硝子にあわせて黒の漆器をご紹介しています。  新刊では、小坂章子さんの「徒然印度」がおもしろい!小坂さんは福岡を拠点に活躍しているライターです。目がきらきらしています。数年前に一人旅をしたインドの旅行記です。先日、近藤聖子さんも作品展中の台風の日に黙々と読んでいました。
   07.7.14 
今日から、近藤聖子さんの個展がはじまりました。白磁に深い青が美しい近藤さんの作品です。ヤマゴボウ、麦、ワレモコウ、マユミなどが、しなやかに描かれています。ツワブキの描かれた深めの鉢は、何を盛ろうかなと想像がふくらみます。 初日から、近藤さんが来てくださいました。台風に巻き込まれなくてよかったです。山の暮らしの中で出会った草花の話、工房の様子など、いろいろなお話を聞くことができました。 近藤さんの作品展の会期中、母屋では常設を展示しています。ゆっくりお茶を飲んでいただけるベンチもありますので、おでかけください。
絵替わりうつわ 梅屋店内 母屋の常設
   07.6.25 
夏を迎えるための恵みの雨。ツバメが巣立ち、山々の緑も色濃くなりました。
梅屋の隣にある母屋は、二面に大きな窓があり自然の緑や音とともにゆっくりと時間がながれています。昨年の秋に整体の治療院が別棟に移り、今は、梅屋に来てくださったお客様や、整体にこられた方にくつろいでいただく場として、企画展のときのワークショップの場として開放しています。今後は、常設の作品も少しずつご紹介できたらと思い、先日届いたばかりの、寒川義雄さんと川渕浩二さんの作品を、山口和宏さんの机に並べてみました。
緑がいっぱいの中、太陽の光のもとで、私たちも自然の流れの中にあることを感じてリフレッシュできる、そんな空間作りができたらいいなと思っています。
   07.6.1
5月23日から、真木テキスタイルスタジオの作品展がはじまりました。
野蚕の繭から手紡ぎされるタッサーシルク。天井からふわりと吊るすと、初夏の風にゆれて美しい羽のようにもみえます。23日には、真木千秋さんと大村恭子さんを迎えて真木巻きの会をしました。豊かな表情を持つ手織りの布は、巻き方や結び方で雰囲気がずいぶんかわります。この日、真木さんも肩に夏のストールを巻いていましたが、日差しの強い外に出る時は、肩のストールをさらりとはずして頭にかぶり、日よけにしている姿が大変印象的でした。おしゃれだけでなく生活に溶け込んだ使い方ができるようになりたいです。
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